新春!椅子ヨガ&ティータイム@三鷹


今日(1月10日)、東京・三鷹で不定期開催している「やさしい椅子ヨガ&ティータイム」の2018年新春の集まり(クラス)がありました。三鷹の森ヨーガ教室では、小さなグループへの出張レッスンも行っておりますので、その一例として紹介させていただきます。


このクラスは、地域に暮らす60、70歳代女子の小さな集い。椅子ヨガ(椅子に座ったまま実習できるヨーガセラピー)の実習と、質疑応答を含めてのティータイムを楽しむスタイルです。トータルで90分ですが、終了時間は毎回オーバー気味。今日も、参加者のみなさまが持ち寄ってくださったお菓子を楽しみながら、日常に活かせるヨガ話など...、盛り上がりました。


写真手前の花びら餅(平安時代に由来のある祝菓子)は、料理講師をされている参加者さまの手作り。2018年新春のクラスを、華やかに彩ってくださいました。


このクラスでは、実習に入る前の簡単なレクチャーで、おもに、認知症予防に関連する話題(マスメディアでの最新情報など)や、ヨーガセラピー(ヨーガ療法)の活用事例を中心にお話しています。いまや、人生は「100歳時代」に入ってきています。心身ともに健康に、幸せに年を重ねていくためにも、大事なテーマの一つだと考えています。


2018年1月7日発行の朝日新聞グローブで、「100歳までの人生設計」という大変興味深い特集を組んでいたので、今日のレクチャーでも、簡単にご紹介。


日本の100歳以上人口は、1963年時点で153人だったのが、54年後の2017年には6万7824人に増えたそうです。政府の人口推計によれば、2015年に50歳だった人の10人に1人は100歳まで生きる、とも...。さらに「今年生まれた赤ちゃんの半数以上は100歳を超えて生きる」という予測もあるとのことです。


100歳以上の人口が急増している(寿命が延びている)からといって、自身も該当するかどうかはわかりませんが、そのような時代になったのだということを踏まえて、“人生をどう生きるか”を考えていく必要があるということ。


そんな深遠なテーマを、美味しいお菓子をほおばりながら気軽に語り合うのも、たまにはいいものです。ヨーガの実習後は、心身ともに冴え渡っていますので...。


実習時間はおよそ50分。初めの数分間は、各自の呼吸に意識を向けて、マインドフルネスの練習。続いて、筋力を強化するアイソメトリック・ヨーガ。「いまここ」に生じてくる身体や呼吸の感覚を感じ取りながら、その人のペースで行います。マインドフルネスも、アイソメトリック・ヨーガも、脳の深部領域が活性化する(たとえば、記憶や感情のコントロールに関わる海馬が活性化する)ことが、最近の研究でわかってきています。「全身が軽くなって気持ちよかった」「心が穏やかになっている」など、実習直後の感想を聞くのも、毎回楽しみです。


【ブログ内関連記事(認知症予防)】

2017.11.22「椅子ヨガ&ティータイム(三鷹)」

2017.9.7「認知症予防のためのヨガ&森林セラピー」

2017.1.22「認知症にならないためには.../アメリカ名医の講演より」

三鷹の森ヨーガ

東京・三鷹を拠点に伝統的ヨーガにもとずいたヨガセラピーと各種ヨガレッスンを行っています。 オフィスやイベント等への出張講座。 自然体験と組み合わせたヨガリトリート。 現代人の真の健康づくり(ウェルネス)に役立つプログラムを提案しています。