海外でのヨーガ療法活用事例(タイ)

今年(2018年)も残すところわずか・・・。一年の活動を振り返り、来年の計画も進めているなかで、日本ヨーガ療法学会のHPをチェックしていたら、タイの依存症病院でのヨーガ療法の活用事例(短い紹介記事と実習風景の画像)が紹介されていました。

https://yogatherapy.jp/


私自身、さまざまな場所でヨガ(ヨーガ療法)の指導に携わっている傍ら、依存症に対するヨーガ療法を勉強していて、都内の医療施設(依存症関連)でのボランティア活動にも関わっていることから、興味深く閲覧しました。


同学会のHPによれば、先月(11月)の5日~7日に、タンヤラック・チェンマイ のウォンポンサムラーンティワーワイ 医院長主宰で、薬物依存性ならびにHIV回復のためのヨーガ療法の講習会が開催されたとのこと。


同学会の木村慧心理事長とヨーガ療法士らが、看護師をはじめ、看護助手、また、興味のある職員総勢47名を対象に講義を行なったそうで、薬物依存患者の回復治療の一環としてのヨーガ療法の知識を身につけ、また、現場で活用できるように講義したようです。


また、治療対象者150名が参加したワークショップ(テーマは、ヨーガと健康について)も開催され、参加者が自己練習できるように、アーサナ、プラーナヤーマ、瞑想が指導されたようです。ヨーガのアーサナで肉体をコントロールすることは、自己コントロールの基礎となり、そのことは、治療対象者にとっては自らの生活においても手助けとなる、ということです。

同HPで実習風景の画像が掲載されているので、興味ある方はぜひご覧になってみてください。


・「タイ依存症病院でのヨーガ指導」

https://yogatherapy.jp/posts/activity33.html


・「タイ依存症病院でのヨーガ指導2」

https://yogatherapy.jp/posts/activity34.html


☆国内において、ヨーガ療法は様々な分野(スポーツジムや企業、医療・福祉、学校など)で活用されていることを過去ブログで紹介してきましたが、欧米はじめ、アジアでもとりわけ経済発展が著しい都市部などを中心に普及が広がっているようですね。私も機会があれば海外でのヨーガボランティアにも参加してみたいなと思います。



(画像:日本ヨーガ療法学会HPより)

三鷹の森ヨーガ

東京・三鷹を拠点に伝統的ヨーガにもとずいたヨガセラピーと各種ヨガレッスンを行っています。 オフィスやイベント等への出張講座。 自然体験と組み合わせたヨガリトリート。 現代人の真の健康づくり(ウェルネス)に役立つプログラムを提案しています。