ストレス・タフ講座のご案内
先日、ヨーガ療法の応用研修会(日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士を対象とした定期研修会)に参加した際、講師の木村慧心先生(日本ヨーガ療法学会理事長)から、全国各地で開催が始まった「ストレス・タフ講座」(主催:日本ヨーガ・ニケタン)に関して興味深いお話がありました。
副題として、
ストレス時代の決定版!!
ストレスに強くなる講座!
秘訣はインド五千年の智慧である“伝統的ヨーガの考え方”にあるというのです。
その基本(座学・実習)を15時間(全5回)で学べるのがこの講座。
5名以上受講者が集まれば開催可能ということで各地で続々と開催され、好評の声が寄せられてきているそうです。
配布されたパンフレットに、ストレス・タフ講座が誕生した背景として、2016年4月14日に発生した熊本大震災の際のエピソードが記載されています。
(以下引用)
2016年4月14日に発生した熊本大震災の際、熊本市民を元気にさせる10回講座、“ホリスティック アカデミー”の第8回目に大災害に遭遇し、受講生方は家屋倒壊・車中泊など甚大なストレス下の環境に投げ出されてしまいました。
しかし、1ヶ月後の聞き取り調査では、どの受講生たちもその過酷な避難生活の中にあってもほとんど陰性感情を持たなかったという、ストレス・タフなPTG(Post Traumatic Growth)の効果を示したのです。
「車中泊も学んだスピリチュアリティが役立った」
「講座で学んでいたので、身体が動いて、心も穏やかに過ごすことができている」
「今日が最後と思って毎日を大切に生きていきたい」
「死を意識して生きるということ、自分の使命は何か、どう生きるかを考えている」
というものでした。
私たちがこの時受講生たちに教授していたのがインド五千年の智慧である“伝統的ヨーガの考え方”でした。
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こうした自然災害のほか、現代社会で増え続けているストレス関連疾患と言われる“心身症”(各種消化器潰瘍・高血圧・不整脈・糖尿病・慢性リウマチ・頭痛・慢性疼痛・気管支喘息など)や精神疾患(うつ病・パニック障害・摂食障害・各種依存症など)の諸症状に対しても、インド五千年の智慧である“ヨーガ”の実習で対処できるというエビデンス(科学的証明)になる医学論文が増えてきています。
それらは、厚生労働省のホームページ『統合医療エビデンス』で閲覧することができます。
三鷹の森ヨーガでも、自然災害やストレス過多の社会にあって、多くの人がPTG(ストレスを受けても更に成長できる能力)を身につけてストレス・タフな人間になれるようお手伝いしたいと考えています。同講座が三鷹・武蔵野周辺で開催できるよう調整中です!
自主グループや企業さまへの出張も承ります(開催日応相談)のでお問い合せ下さい。
講座内容の詳細は、認定ヨーガ療法士の教育機関でもある日本ヨーガ・ニケタンのホームページをご覧下さい→
https://www.yoganiketan.jp/stress/stresstough1.html
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