三鷹の森で、森林浴

昨日(4/6)、吉祥寺方面での打ち合わせの後、井の頭公園/三鷹の森を軽く散策しました。日中は強風がすごかったですが、公園内は、大きな木々に囲まれているせいか、それほど影響も受けずに。

若々しい緑に囲まれていて、まず感じるのは、目が休まること。自分ではそれほど酷使している自覚はなくても、パソコン画面やスマホ操作、その他諸々で、目はとても疲労しているのだなと実感します。


どの季節に来ても、清々しい気を感じますが、やはり、緑が日に日に増していくこの時期は、とてもパワフル。噴水の水しぶきも心地いいいです。

目が休まって、気分がリフレッシュできて、頭の緊張が緩むのを実感できる森林浴は、とってもお得な健康法だと常々感じています。だからこそ、これまでも、森歩きや森林セラピーに関する記事をアップしてきたわけですが。


森林浴とは、森の空気を浴びること。1982年に、当時の林野庁によって提唱された言葉ですが、文字にしてみると、あらためて、よくできた造語だなと感心します。


近くの公園や林を散策する程度から、登山やキャンプ、植物園見学まで、幅広く森林浴に含まれるので、気軽に行えるのも魅力です。最近ではSHINRINYOKUとして、海外からも注目を集め、様々な効果や期待が高まっているのですよ。


先月、都内で、「世界の「森林医学」研究最前線~森林と活用した疾病予防・健康づくり~」と題した講演を拝聴したのですが、講演者である日本医科大学付属病院 医師の李卿博士によれば、日本発祥の森林浴、森林セラピーは、いま、世界中から注目されていて、李博士が編集した森林医学に関する新刊『 Shinrin-Yoku:The Art and Science of Forest Bathing – How Trees Can Help You Find Health and Happiness 』(邦訳 森林浴:森林浴の芸術と科学 - 木がどうやってあなたの健康と幸福を見出すことを助けるのか)が、2018年4月に英国の大手出版社、ペンギン・ランダム・ハウスから出版されるとのお話がありました。英国、米国のほか、欧州、アジアでも出版・翻訳される予定とのこと。


なので、近い将来、世界中で森林浴ブームが起こるかも (!?)しれません。 この時の講演内容は、またいつかどこかでお伝えしたいと思います。

森では、シャガの花もあちこちで見かけます。

黄色い花々も目を引きます。周囲を明るく照らしてくれるような力強さを感じます。

森の中には、さまざまな姿をした個性あふれる植物が共生していることがよくわかります。じっくり観察していると、時間があっという間に過ぎてしまう...。

でも、一人静かに、森を歩き、五感を研ぎ澄ませてみると、自分の感覚がどんなことに反応して、どんな気持ちが湧いてくるのかがわかって面白いものです。

三鷹の森ヨーガ

東京・三鷹を拠点に伝統的ヨーガにもとずいたヨガセラピーと各種ヨガレッスンを行っています。 オフィスやイベント等への出張講座。 自然体験と組み合わせたヨガリトリート。 現代人の真の健康づくり(ウェルネス)に役立つプログラムを提案しています。